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不登校に時間の感覚を取り入れる

不登校で学校に行っていない期間が長くなればなるほど、時間の感覚に疎くなっていってしまいます。
いろんな意味で「停滞」を生むことになります。

だから、気持ちとしては「学校に行きたい。」「進学したい。」と希望しても、みんなと同じスピードで動くのがとても難しくなってしまいます。

社会や学校に戻すには、時間の観念を取り戻すorつける事。

子どもたちの、止まっていた時間を動かすには、大きな力がないと、すぐにまた止まってしまいます。
8年間止まっていた時間が動きだした話があります(元気学園のホームページを見てください)。

時間の感覚を取り戻して、動けるようにするのは、如何に難しいかを語っています。
また、その遅れを取り戻すには、計り知れない程の、周りの励ましと本人の努力が必要となります

止まっている時間を過ごしている間、どんなに孤独で、辛かったか。
友達が急に白々しくなったり、家族が自分のせいでピリピリして、いたたまれなかったり、そんなつらい気持ちを、学園に入学してくる人や、入学を希望している人は経験しています。
だから、そのつらく悲しい気持ちを、元気学園を卒業した後には、二度と味合わせたくないといつも思います。

同じ事をくり返さないように、しっかりと、問題を解決して、実力を付けることです。
問題を解決しながら実力を付けるのにかかる時間は人それぞれ。
ある人は3日で解決できることも、ある人は1年かかるかも知れません。
現状と将来の目的に応じて違ってきます。

しかし、スタートをしなければ、終わりは決してこない。歩みが遅くとも、ルートが正しければ、いつかゴールにたどり着くことができます。

だから、合い言葉は、「焦らず急げ」です!!

ある年齢に達すると自動的に、高校入試、大学入試が待っています。
みんなが高校に行くのなら、自分も行きたいし、みんなが大学に行くのなら、自分も行きたいと思っているのであれば、時間の感覚を取り入れることです。

親が、長期的なスパンで成長の度合いを評価出来れば、気持ちの焦りだけで、結果が出ずに終わってしまうということはありません。
不登校の解決は、良い大人に出会うこと。
どもは必ず元気になれます。


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